KISSより・・・ 三股日記 8月26日~31日「浴衣とエプロンとしがらみ」

KISSより・・・ 三股日記 8月26日~31日「浴衣とエプロンとしがらみ」


8月11~26日はこちら


俺は3人に分身して、それぞれの女を落としにかかった。

千尋ルート

8月26日

千尋に電話してデートを申し込んだ。

8月27日

KISSより・・・

夜になって、海の道公園で千尋とデート。すると、千尋がフラワーガーデンに行こうと言い出したので行ってみる。夜のフラワーガーデンも乙なものだ。千尋がしゃがんで花を見ているのだが、ミニスカートなのでパンツが見えそうになっている。俺の視線に気付いて怒る千尋に、月のスポットライトが当たって千尋が綺麗だから見とれていたとごまかすと、とろける千尋の瞳。2人はしばらく見つめ合っていた。帰りにプロムナードで国見に出くわす。かなりストーカー化しつつあるようだ。完全に俺たちのことを疑っている様子だったが、面倒な事になりそうなのでごまかしておいた。

8月28日

KISSより・・・

朝から国見から電話があり、さざ波埠頭へ呼び出される。てか、何で電話番号を知ってる?。行ってみると国見から質問攻めに合う。国見の質問に答えていたら、そこで物音がした。どうやら、千尋が俺達のやり取りを立ち聞きしていたらしい。先ほどの質問で何故か俺と千尋の気持ちを理解してしまったサイコロジスト国見くんは、潔く引き下がって去っていきました。

KISSより・・・

その後は、二人で手をつなぎ夕日を見つめながら、静かに互いの気持ちを確かめ合うのであった。

8月29日

自宅でごろごろしていたら、夜になって千尋か電話があった。明日の花火大会へのお誘いだった。

8月30日

KISSより・・・

夜になって約束の展望デッキへと向かう。そこには浴衣姿の千尋がいた。俺は千尋の肩に手を回して抱き寄せる。そのまま俺たちは花火を見ながらずっと身を寄せ合っていた。花火が終わり余韻に耽っていたが、千尋が突然、夏休みが終わっても付き合ってくれるなら、明日海の島に来てほしいと言って逃げるように走り去っていった。

8月31日

KISSより・・・

俺は海の島にやって来た。千尋は俺に見せたいものがあるという。大事な宝物だといって俺に差し出したのは小さな貝殻だった。中学時代にこの場所で2人で拾った貝殻である。そう、千尋はあの時からずっと俺の事が好きだったのだ。俺は優しく千尋を抱きしめた。目を閉じる千尋の唇に、そっと自分の唇を重ねる。夏は終わるけど、俺と千尋だけの心の夏は、今始まったような気がした……

かんなルート

8月27日

KISSより・・・

マリンパレスでのバイト後、かんなが夕涼みに誘ってきました。2人でブラブラ歩いていると駐車場にまでやって来た。かんなが今日はちょっと寒いと言うので、肩を抱いてやった。まだ少し寒いと言うので、かんなを更に引き寄せて強く抱きしめる。別れ際に、明日の夜にかんなの部屋に行く約束をして別れました。

8月28日

KISSより・・・

夜になってかんなの部屋へと向かった。今日は料理を作ってくれるようだが、かんなはまだ料理の途中だった。台所へ行くとかんなは粉まみれになっていた。ハンカチで顔を拭いた後、手を拭こうとしたが思わず握り締めてしまった。そのままいい雰囲気になったのだが、おかげで料理がちょっと焦げてしまった。それでも料理はおいしかった。家に帰ろうとしたら、かんなが「あ、忘れ物」と言って駆け寄ってきた。そしてほっぺにチュっとしてくれました。

8月30日

KISSより・・・

家でゴロゴロしていたら、夜になってかんなが訪ねてきた。話があるというので部屋へと通す。かんなは俺の事を少し前から友達ではなく一人の男性として意識していたことを告白した。そして、恋人としてこれから付き合う気があるのなら、明日白崎橋に来てほしいと。かんなはそれを伝えると引き止める間もなく帰っていってしまいました。

8月31日

KISSより・・・

俺ははやる気持ちを抑えながら白崎橋へと向かった。しばらく待っていると、プロムナードの方からかんなが走ってきた。バイトを抜け出してきたのだろうか何故かエプロンをしている。それとも俺がエプロンフェチだということを見抜いてやがるのか?。今日もヒマだったの?とからかうかんなを、俺はお姫様だっこして、「そうだよ、俺はヒマだから、これからもずーーっと、かんなに付き合ってやるよ。これからは恋人としてね。」などと言いながら、グルグル回してお返ししてやった。かんなを降ろしやると、今度は唇にキスしてくれた。かんなの唇は柔らかかった。夏は終わるけど、俺とかんなだけの心の夏は、今始まったような気がした……

麗ルート

8月26日

麗に電話してデートを申し込んだ。

8月27日

KISSより・・・

夜になって海の道公園で麗とデート。「しがらみ」がどうのこうの言って妙にシリアスな顔をする麗。麗ほどの名家のお嬢様ともなるといろいろあるのかと心配したら、これもからかったのだと一笑に付す。その後、「キスしよっか」と言って迫ってくる麗に、俺は何度も自問自答を繰り返し、「何か違う感じがするんだ……」と言って、俺の首にからめた麗の手を振りほどく。これも演技だったという麗だが、とてもそうは思えなかった。

8月30日

家でゴロゴロしていたら、夜になって麗から電話が入った。明日海の道公園に来てほしいとの事だった。

8月31日

KISSより・・・

約束通り海の公園へとやって来た。麗はいつもと雰囲気が違う。「どういうわけか、そんな祐二が…………みたい。」と呟く。肝心の部分が聞き取れず、「何て言ったの?」と聞き返す俺に、麗は「鈍い人……」と言って突然キスをしてきた。夏休みはもう終わるけど、俺たちは今始まったばかりだ……

KISSより・・・

(おしまい)
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